5月16日 最近見たもの

本当は13日くらいに書き上げる予定でした。

◇Liella! デビューシングルリリースイベント「始まりはみんなの空」
 初っ端からめちゃくちゃ完成度高いパフォーマンスで、ただただ驚いてばかりでした。流石に次は会場で生で見てみたい。
 5人とも堂々としていて凄かったのですが、特に、曲中の伊達さゆりさんの表情が初舞台とは思えないくらい見事過ぎますね。完璧にコントロールしてああなっているのか天然で出来てしまうのか分かりませんが、これからどう成長していくのか末恐ろしいものです。

◇ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live
 こちらも配信で見ましたが非常に良いライブでした。遂に野心がグイグイ出てくるようになった大西亜玖璃さんが良かった。虹ヶ咲のアニメについて放送当時は褒めることもあれば微妙な反応もしたりでしたが、IDOLY PRIDEを経たこともあり「なんだかんだ面白かったよな」という感覚を得たのも大きかったと思います。
 ただ、アニメ準拠で進んでいく以上栞子(小泉萌香さん)の出番皆無で、そうなるとコンテンツとして2ndライブとの連続性(積み重ね)が薄れてしまうっていうのはあるよなと、そこが割と気がかりな部分だったり。

◇Aqours「DREAMY COLOR」PV
 個人的にsmile smile ship Start!があんまりしっくり来ていなかったこともあり、公開前は「どうだ~?」という気持ちでしたが、実際見てみたらちゃんと未来を志向しているもので非常に良かったですね。
 印象的なところといえばやっぱり落ちサビの部分になります。今回CGと実写の融合で表現された内浦の会場でのライブシーン、これについては「実現不可能だからCGで表現した」のではなく是非「将来本当に実現する」という意気込みでいて欲しいというのが願望です。東京ドーム公演まで成功させたアーティストの「新しいチャレンジ」というからには、そこまで志してこそでしょう。

◇やくならマグカップも 6話
 今年見たテレビアニメ(大して見ていない)の中では今のところ一番好きな話かも。 作画の枚数自体は多くはないものの、演出に工夫があって各カット毎の画に説得力があって非常に見ごたえがありました。前半は各キャラのな表情や画面外から入ってくる動きでコミカルな雰囲気はありつつも、横顔全部が影で表現されているところ(計3回出てくる)等で話全体としての緊張感を保っていたのが印象的でした。モニュメント周りの「風の色と声」の演出の仕方が00年代後半チックになっていたのも個人的には好みなところです。
 6話以外も含め全体としては尺が15分なこともあってか、セリフだけ追っていくと話の進みが急な印象もありますが、その分画作りとしては一つ一つハッキリと意図を持たせて物語を引っ張っているように思います。キャラクターの配置や身体の向きも奥行きというか単純すぎなくて良いですね。
 実写パートについては、前半と後半で明らかに季節が真逆なのに連続して訪れた風のNAが入っていたのが笑いました。

終わりで~~~~~~す。

2月28日を経て

 という訳で、『22/7「僕が持ってるものなら」発売記念LIVE』から一日経ったわけですが、まぁ~なんというか、未だにどこかフワフワしていて帆風さん卒業の実感が湧かない感覚もあれば一方寂しい気持ちもあり、それにどこか清々しい気分でもあり、色んな感情がごちゃ混ぜになったままです。

 一個前の記事で書いたように、僕は発表当初帆風さんの卒業には納得できなかった部分が大きかったのですが、その理由としては帆風さん個人への感情というより「まだ11人で達成していないことが沢山あるじゃないか」、「現在の11人で終わりまで突き進んでほしかった」のような、河瀬さん加入以降の「11人」への想い・拘りにあったと思います。

 そんな自分の心境は、卒業発表以降ファンのみならず非常に多くの多方面の関係者が帆風さんの卒業を惜しんでいて、かつ労っていたことを受けて徐々に変化していったんじゃないかと、今振り返ってみての感覚です。本当に関わった人皆に愛される人だったのだと思います。これだけ愛されていたのだから、22/7の帆風千春としては十分やり切ったのでしょう、彼女自身の人生の道程の中で。

 白沢さんから帆風さんに向けた手紙の中に「22/7での4年間は誇るべきものです(意訳)」といった言葉がありました。その言葉を聞いた瞬間、自分の中で総てが腑に落ちて「その通りだ!!!」という感覚が満ちました。帆風さんにとって22/7として全うした約4年2ヶ月は誇るべき黄金の時間であり、その時間が胸にあれば、これからの人生起こること総てに立ち向かうことができるはずです。「常に胸を張って生きて」欲しいのです。
(しかし、思えば思うほどFF15は別れ・卒業の物語としてあまりにも普遍的ですね)

 帆風さんが卒業した後も22/7というグループ自体は続いていくわけで(だからこそ卒業の実感が湧かないのかもしれませんが)、今後のこと、特に佐藤麗華のことについてはまだ分からない部分が多いです。帆風さん個人は勿論として、「リーダー」が抜けた穴は大きいのだと徐々に実感する機会も増えるのでしょう。「帆風さんが卒業したことで残りの10人が更に奮起しレベルアップに繋がる」みたいに考えてしまうのは、現実の人間をフィクションとして見すぎているようで少し残酷な感じがあるので、しばらくはしないでおきたいです。

 そんなこんなでまとまらないままですが、最後に一言

 さようなら!! また会いましょう!!

2021年2月27日時点

 とりあえず現時点での心境を書き留めておきます。

 帆風さんの卒業が発表された当時は、正直なところ納得できない気持ちの方が強かったです。
 自分としては、河瀬詩ちゃんが加入した時に改めて「この11人で最後までいってほしい」強く想って、そのことをブログなり曲なりで度々言及していたのもあり、結局それは果たされないんだということへのやるせなさがありました。
 アイドルグループとしてはメンバーが入れ替わりながら継続していくのは別に普通なことかもしれないけれど、それでも僕は綺麗な終わり方が見たかった。

 2月28日のライブを持って卒業するとなって以降、ナナニジ関係の全ては帆風さんの最後の花道を飾るかのようなムーブになり、帆風本人のメンバーとの接し方も「部活を引退した後の高校3年生」みたいな雰囲気(?)で、とにかく色んな物事がゆるやかに卒業に向けて動いている中、僕の心も段々と卒業を受け入れる方向へと動いてはいます。

 卒業発表から今日までの色んな配信やインタビューで(まだ全部は読み切れていませんが)帆風さん本人の言葉を聞くことができますが、聞くほど(見るほど)、そこに劇的な物語があるというより「ステップアップで他の会社に移る円満退職」みたいな感じを受けました。
 それ故に自分にとって仕事を思い起こさせるリアリティがあって嫌な部分もあったのですが(言いがかり)、一方だからこそ等身大の一会社員として「気持ちは分かるよ」となる面もありました。マジで20代後半の仕事での身の振り方、めっちゃ悩みますよね。
(全然関係ないんですが、ナナニジの歌詞って割と「サラリーマンへの認識雑かよ」ってなることありますよね。君はMoonとか)

 まあ、そんなこんなで今日個別トークで本人に「これからも応援したい」という気持ちを伝えてしまったので(ここまでの文章的にアレですが、卒業後も応援したい気持ちも紛うことなく本心です)、自分の気持ちとしても後戻りはできなくなりました。

 本音としては今からでも「帆風、ナナニジ辞めへんで~」ってなって欲しいんですけどね。

 さて、明日の今頃はどうなっているのでしょう。

流れに便乗して2020年の総括をします

まあ、なんというか変な年でしたね、2020年。

◇ラップ
2019年は客演一つしか音源出してないことを踏まえると、今年は3曲出したのでまだマシかなとは思います(全然寡作ですが……)
2020年は仕事していない時は基本22/7中心の生活だったこともあり、3曲ともナナニジ演者陣にフォーカスしたものになりました。

「2」なのは、1は一応作ってみたもののあまりにも出来が悪すぎてボツにしたからです。
(今聴くと2も相当雑な代物ですが)

 

コロナ禍で気持ちが鬱ぎ込む中、高辻麗さんの復帰により心に光が差し込んできたことを伝えたかった曲です。
感情が瑞々しくて聴き直すと若干恥ずかしくなりますね。まあそうやって後から当時の自分の心を振り返ることができるよう曲を作っているんですが。

 

KREVAとZORNに触発されて「めっちゃ韻踏むぞ!!!」て気持ちで取り組み始めましたが、1バース目の前半くらいまでしか続きませんでした。

 

◇河瀬詩
自分にとって2020年のMVPを一人挙げるとすれば、河瀬詩さんが一番ふさわしいと思いました。
卒業する花川芽衣さんの後任のような形として加入すること自体、輝かしい未来が待っているような華々しい芸能界への入り方ではなく、語弊を恐れず言うなら「損な役回り」と言う見方もできる状況だったと思います。
そんな中、詩ちゃんが22/7に入ってくれると決断してくれたことが、非常にありがたいことで、もし詩ちゃんが加入してくれなかったら、ここで22/7が終わっていた可能性も大げさではなくあったと思っています。
加入してくれただけでもありがたかったのに、加入直後に前代未聞のコロナ禍の状況となったにもかかわらず、本当に詩ちゃんは精力的に頑張っていたと思います。僕なんかが「頑張っていた」というのは烏滸がましいくらいに。
2020年の22/7が一丸となって活動できたのは詩ちゃんのおかげと言っても過言ではないでしょう。もう本当に感謝してもしきれなかったです。

 

終わりで〜〜す。

アニメ22/7 #13『8+3=?』という涼花萌、高辻麗、武田愛奈、河瀬詩、倉岡水巴への祝福

 どうもこんにちは。オランゲーナです。
 前回の更新で「テレビアニメについてはまた今度1~13話をまとめて何か書ければ」と書きましたが、とりあえず今回は13話ピンポイントでいきます。
 正直なところアニメ全体についての筋の通った感想が思いついてないというのが大きいのですが。

◇涼花萌、高辻麗、武田愛奈
 そもそも今回13話について書こうと思ったのが、Top Yell NEOの3人のインタビューを読んだからというのがあります。
 22/7デビュー以来、苦渋を味わうことも多かっただろう涼花萌、高辻麗、武田愛奈の3人。坂道研修生にしろ、こういう形での同期に差の付けることは、メンバーのメンタルを鑑みると良くないよなってのは正直な思いです。グループとしてのまとまりも弱くするでしょうし。
 それぞれに、神木みかみ、東条悠希、柊つぼみというキャラクターが付き、計算中にも出演、何もしてあげられないで11人での表題曲とようやくグループとしての完全な姿が見えたと思いきや、待望のテレビアニメには3人はほとんど登場せず。丁度アニメの放送と並行するように倉岡水巴、高辻麗が休養に入ったこともあり、アニメ自体は非常に面白かったのですが、それはそれとしてのもどかしさがありました。
 そんな中、13話は単に3人がメインとというだけでなく、収録されたブルーレイ6巻の発売のタイミングもアニバーサリーライブ直前であり、キャラクター・リアルメンバー11人での新しい門出をスタッフ総出で祝っていたのだと、勝手に僕は思っています。

◇河瀬詩
 リアルメンバーの22/7は初めから11人いましたが、アニメ中では元々8人だったところに新しく3人のメンバーが加入しました。 そういった面で、キャストの中でアニメの追加3人に近い境遇なのは、河瀬詩なのではないかと思います(花川芽衣の卒業が絡む分、更に状況は複雑とも言えます)。
  アニメで3人に対して河野都がしたような反発がメンバー内で合ったのか、それはもう僕らには知りようがない領域ですが(もし有ったとしても墓場まで持って行ってほしい)、 アニメ内で3人がオリジナルメンバーに受け入れられる13話は、河瀬詩も同じように受け入れられたことの証でもあるように感じられました。

◇倉岡水巴
 まだ、3人のキャラクターがなかった時期から「11人で22/7だ」ということを、一番目に見える形で発言してくれていたのは倉岡水巴でしょう。花川芽衣の卒業がメンバーニ伝えられた時も、引き留めるために真っ先に(サリーと一緒に)彼女の実家に向かおうとするなど、「メンバー11人」に対する想いは非常に強いです。
 13話での河野都は、最初は8人への拘りの強さから3人の加入を受け入れられずにいました。一見矛盾したような言い方になりますが、この描写で河野都と倉岡水巴の距離がグッと近づいたと思っています。コメンタリーによると、倉岡さんは都が3人の加入を受け入れられないことに対して「なんでや」となっていたようですが、前述のとおりリアルとアニメでは結成の経緯も異なりますし、都が8人に拘ることと倉岡さんが11人に拘ることは裏表だと思います。
 13話で3人がメンバーとして受け入れられる中で河野都がキーとなったのは、結成当初から11人への強い想いを持ち続けていた倉岡さんへの感謝なのではないでしょうか。

◇まとめ
 ニコルのみうへのセリフに「今は揉めてる時じゃないって。だからこそ、内側はまとまる必要がある」というのがありましたが、リアルアイドルの22/7を取り巻く現状としてもまさしくこの言葉通りでしょう。闘うべき(競うべき)相手は外側に沢山いるのに、内側の運営サイドがドラマを作り出すために、メンバー間に要らぬ軋轢を作っている場合ではないのです。ようやく11人が万全の状態で闘っていける態勢が整いました。ここからはもう飛躍するしかない22/7、突っ走っていきましょう!(もちろん無理はしすぎず)

なんか「祝福」っぽくないまとめ方になってしまいました。不本意ですね。

終わりで~~~~す!!

22/7 Anniversary Live 2020に寄せて

 お疲れ様です。オラディーです。

 9月16日にアニメ22/7第6巻が発売され、9月20日にはAnniversary Live 2020が開催、私は行けませんでしたが9月22日にはブルーレイリリースイベントが行われるなど、ナナニジWeekと言っても過言ではないくらいの期間でした。ナナニジは9月20日がデビュー記念日ということもあり、毎年シルバーウィークにイベント目白押しになるのが楽しいですね。

 アニメ13話からのAnniversary Liveの流れは、正直狙い過ぎと言いたいくらい心に訴えかけてくるものがあり、関連してブログに出来ればと思ったのですが、実際に書いてみたら思った以上にまとまらなかったので、ここではライブについてのみ書きます。テレビアニメについてはまた今度1~13話をまとめて何か書ければなと思います(何時になることやら)。
 

◇ライブを迎えるまで

 倉岡水巴さんが9月20日のライブから復帰するという発表があって以来、当日を迎えるまで自分の心には絶えずソワソワと緊張が横たわっていました。ここ1年弱の22/7について、花川芽衣さんの休業からの卒業、そして高辻麗さん、倉岡水巴さんの立て続けの休業、そしてコロナ禍でのライブの延期・中止もあり、テレビアニメの放送や無観客ライブ配信はあったものの、グループでの歩みという点では停滞してしまった部分もあると感じていました。そんな22/7の歩みが再び始まる時、9月20日はそういう日になるはずで、絶対に11人で無事にこの日を迎えて欲しいと、私だけでなくファンの皆、メンバー、スタッフ全員が意気込んでいたと思います。少なくとも私は過剰な期待が緊張に繋がっていました(演者でもないのに)。
 

◇ライブ本番について

 各曲の細かいレポート等は別の方が書いてくれていると思うので、自身の心境を中心に書いていきます。

 昼の部、夜の部通じて、メンバーの11人がとにかくライブを楽しんでいるのが、言葉から、表情から、身体から感じられたのがとにかく良かったです。FC限定のアフタートークで確か高辻さんが「今までは曲間のMCで「どうしよう」と不安になることが多かったが、今日は思いっきり楽しめた」という旨の発言をしていたように、メンバー自身にもその感覚はあったのだと思います。ナナニジは全体的にウェットな曲が多いのですが、当日はウェットな曲を見ている最中でさえも、私の心は高揚感で溢れていました(感情センサーがバグってしまったのかもしれない)。
 今までの22/7のライブの内、一部の映像はCDの特典として付属していますが、正直あまり回数は見ていません。フェス等に出た際は充実感のみを得られる場合もあったものの、22/7単独でのイベントはどこか暗さを伴っており、特に昨年12月のバースデーイベントのハイライトは相当覚悟が決まった日にしか見られないです。そんな中で、Anniversary Live 2020はその暗さをぶち破ってくれたという想いがあり、きっと発売されるだろうライブ映像は何度だって見返せるものになってくれるでしょう。「ナナニジを知らない人に勧めるならコレ!」というに相応しい一本で、そういうライブがようやくナナニジにも出来たのか思うと、喜びも一入です。
 
 私は倉岡水巴さん推しなのですが、昼の部(私は現地にいました)の冒頭で倉岡さんが思いっきり立ち位置を間違えていたのを見て、「休業前と変わらない倉岡水巴がそこにいた!(失礼)」と感動してしまい、最初のMCに入るまで泣きそうになりながら見ていました。TRAIN TRAINの歌詞じゃないですが、まさに「あなたが生きている今日は どんなに素晴らしいだろう」がピッタリ当てはまるような気持ちで、なんかもう世界の総てに感謝をしたくなっていました。人を好きになるってこういうことなんですかね?
 
 高辻麗さんは、休業から復帰後、色々吹っ切れたのか、はたまた自信が付いたからか、ライブのMCやツイッターで22/7をどんどん広めて有名にしていきたいという意欲・野心が随所に見受けられました。彼女は以前「親友にもまだ22/7の活動のことを話せていない」と言っていましたが、今では話せるようになっていると良いなと思います。
 
 また、今までの流れとは異なる話にはなるのですが、今回のAnniversary Liveを見ていて、今まで以上にダンスへの興味が出てきました。アイドルグループのダンスなので動きはそろえるのが基本となるのですが、その中でもメンバーそれぞれに所作やタイム感(使い方あってる?)の違いがあり、その個性に目を釘付けにさせられました。私が今まで見てきたアイドルアニメコンテンツといえばラブライブになるのですが、ラブライブのキャストによるライブにおけるダンスは「キャラクターの憑代」になるためのものといった印象でした。一方ナナニジメンバーのダンスは「自身を表現している」印象を強く覚えました(22/7もキャラクターありきのコンテンツなのでこの言い方で褒められているのかは微妙ですが)。これからも彼女たちのダンスで訴えるメッセージ・自己表現に注目していくとともに、言葉ではなく身体を使った表現というものに俄然興味が湧いてきたので、どうにかして自分自身に取り込んでいければと思いました(思っているだけ)。
 

◇これからのこと

 正直、昨年の夏の時点で「グループとして非常に良い雰囲気になってきているし、ブレイクの兆しが見える」という感覚は見ていてあったのですが、前述のとおりブレイクのタイミング逸したような感じで前に進めないまま、ここまできてしまいました。改めて今の11人が揃ってライブを成功させられたことで、ようやく何も躊躇うことなく再スタートを切ることができると強く思います。キャスト、運営スタッフ、ファンの想いのベクトルが揃って前に進んでいく土台が整いました。ここからの22/7はきっと躍進を見せてくれるに違いなく、私もその歩みを目に焼き付けていきたいです。

 

 

終わりで~~~す!

想いだけが伝わればいいのに

花川芽衣ちゃん、お誕生日おめでとうございます。

と言おうにも、2020年の6月8日に「花川芽衣」という人は既にいない訳で。
言葉だけが虚空の中に消えていってしまうような気がして、そう口に出来ず、文字に出来ず、どこか浮ついた一日を過ごしていました。

もちろん卒業したからといって、彼女が活動してきた3年間がなくなるわけではないし、「触れてはいけないもの」にする必要は全くないと思います。
その上で、今日という日の彼女への思いは「花川芽衣の誕生日を祝う気持ち」とは別物だという感覚があるのです。

現在の彼女が再び芸能の世界を目指しているのか、それとも全然異なる別の道を歩もうとしているのか、僕たちには知る余地もありません。
アイドル・演者とファンとの関係なんて些細な繋がりでしかないですが、それでもほんの少しの繋がりはある訳で、「花川芽衣でない彼女」と僕たちは本当に無縁なのだと痛感させられます。
(幸か不幸か、結局彼女の素性はファンにもほとんど知られないまま去っていきました)

それでも、僕はその無縁の人に、押し付けがましくも幸せに過ごして欲しいと願っているし、我儘を言うならば、僕と彼女の人生が今後どこかで一瞬でも交わることがあれば、その時の彼女を可能な限り応援できればと思います。
(まあ生きていればどこかしらでひょっこり会えるのでは、と楽観的な自分もいます。そのためにはちゃんと生き続けていないとダメですよね)

正直に言ってしまうと、この文章そのものは絶対に彼女本人には届いて欲しくはないです(じゃあブログに書くな)。
ただ、この先の彼女の人生に幸あれという想いだけが伝わって欲しいと、身勝手なことを願ってしまうのです。

22/7 計算中めっちゃ面白い!!!!!

“秋本康プロデュース22/7(ナナブンノニジュウニ)がMCの三四郎と送る、次元を超えた計算不能なバラエティー!”(22/7オフィシャルHPより)

 こんにちは。オランゲーナです。最近のHOTでCOOLなテレビ番組と言えば何かな?
 そうだね、TOKYOMXやBS11で毎週土曜日23時から放送している『22/7 計算中』だね!(下手くそすぎる導入)

 ちなみに現在22/7 計算中の過去回を見られる手段としては、
・AbemaTV(#1~#12までが消えてしまいましたが):https://abema.tv/video/title/26-55
・ニコニコチャンネル:https://ch.nicovideo.jp/227keisanchu
になります(映像パッケージの発売が待ち望まれる)。

 この記事では22/7 計算中の面白さを伝えていきたいと思うのですが、面白ポイントや画期的なポイントを論理的に整理して書くやつは僕にはできないので、特に面白かった回をピックアップして一言二言コメントを付けていく形式にします。

#1 私たちをもっと知って欲しい22/7自己PR動画コンテスト(前半戦)
 初回ながら、冷静沈着AIか何かですかキャラの丸山あかねが「クソッ!」って言ってたり、今後の番組の方向性を大きく決めることとなった(?)回。

#3~#4 アイドルの登竜門 絶叫リポート選手権
 この回がきっかけで、実際に富士急ハイランドに行きました。戦慄迷宮はそこまで怖くなかったけど、FUJIYAMA、高飛車は怖かったです(ド・ドドンパはなんか身体が痛くなった)。てか、四大コースターに比べると鉄骨番長は余裕過ぎるでしょリーダー。

#9 アニメカルチャーを学べ! ××の休日に密着SP!!
 この頃はまだアニメに詳しくない設定だった戸田ジュンが見どころです。この回に登場する池袋のカレー屋は値段の割にあまり美味しくなかったです(ダイレクト下げ)。

#13 22/7 計算中 Special Event
 皆さん、抱き合ってください。

#15 仁義なきフィッシング対決(後半戦)
 戸田ジュンが天ぷらにチョコをかけたりトンデモ料理を繰り出した直後に「あの日の彼女たち day7」が初公開されて、「こんな料理できるなんて絶対PVやろwww」みたいな面白さがあった回。

#20 絵心があるのは誰だ? 芸術の秋! デッサンクイーン決定戦!(前半戦)
 目の前で突然ライオンが交尾を始めたり、河野都にバラエティの神が降りてきた回でした。

#23 8人に追いつけ!新メンバー絶叫リポート選手権
 個人的には柊つぼみのリポートがテンション高くて面白いので好きです。ちなみに、実際に高飛車に行ってみたら、つぼが高飛車でピースしていたアレは「カメラではない」と注意書きが貼ってありました。東条悠希の「たけし」を今後引き摺っていくことになると、この時リアルタイムで見ていた方は想像できていたのだろうか。

#24~#25 滝川みうのテンションが上がる動画選手権
 神回。滝川みうのバラエティの常識を無視した採点にメンバーが終始振り回され続けるのがめっちゃ面白かった。自分の番以降常に他メンバーに圧力をかけ続ける0点女(河野都)、喋り方やカメラに映る腕がもう完全に帆風千春だった佐藤麗華(ヨイショ~)が特に個人的高ポイントでした。

#26~#27 第1回 22/7東西歌合戦
 予想以上に(めっちゃ失礼な言い方だけど三四郎の2人もこう言ってたし)メンバーの歌が上手くて可愛いので素直に感心した回(22/7の楽曲は全体的に欅系なのであんまり歌の可愛さとか伝わり辛いよね)。斎藤ニコルちゃんのバレンタイン・キッスを無限にリピートしちゃうのは仕方ないよねっ。

#28 2019年No.1ラッキーガールは誰だ!? 22/7運勢ランキング(前半戦)
 もると。

#30  35歳! 小宮浩信のいい加減ひとり暮らし大作戦!
 三四郎小宮のキャバクラ通い情報をリークする河野都17歳。佐藤麗華もつぼ・つぼみも含め、ロケをした3人ともなんかテンションがむちゃくちゃでめっちゃ面白かった回。今度一人暮らし始めるフォロワーがいたら、僕含めツイッターのオタクがオススメ賃貸を紹介する企画をやらせてください(?)。

#38 第1回チーム対抗クイズバトル(後半戦)
 計算中ではイマイチキャラの立っていなかった立川絢香に、自爆キャラ(?)が着くきっかけとなった回。字幕が「ベオネッタ」になっている録画データは今後貴重なものになりそうなので、持っている人は消さないように。

#39~#40 22/7春の告白クイーン決定戦
 本名に「ヒロ」が付いてる人にとってはめっちゃ嬉しい回。自分も丸山あかねの告白が一番良かったなと思ったので、珍しく小宮と意見が一致しました。つい先日、改めて録画を見直してみたのですが、放送当時は特に気にかけてなかった戸田ジュンの告白がスタジオでの「ヒロ兄のバ~~カ」も含めて結構良かったですね。

#43 22/7 AnimeJapan2019潜入リポート
 罰ゲームでめっちゃ恥ずかしがった後虚勢を張る丸山あかねがめっちゃ良かったです。というか、戦慄迷宮の時からですが、中の人の素が出てきた後にキャラ設定を思い出したかのように虚勢を張るのが、テンプレ頭良いキャラを上手いこと逸脱させていて楽しいですよね。

#47~#48 戸田ジュン&佐藤麗華生誕祭~やりたいことをやらせてあげよう~
 普段のテレビ番組ではじゃない方芸人である相田の本気(?)が見られる回。ツイッターで感想を検索すると、相田ファンの女の子の喜びのツイートがチラホラあるのが微笑ましくて良かった。最近太ってきたのが良い具合に森の番人感出してたと思います(?)。
 戸田ジュン(海乃るり)ちゃんに催眠術をかけて、ここには書けないようなアレやコレや、したいンゴねぇ。

 

終わりで~~~す。

最近

 近頃、仕事にかまけてあまり遊びを頑張ってなかったので、アウトプットのリハビリがてら。

◇EAZY TONE
 YABO$HIKI-1(打つのめんどくせ~)くんの3rdアルバムが出ました。ワシも1曲目のTHE POWER(公開されて初めて曲名知りました)にラップで参加してます。
 今回の自分のラップを改めて聴いてみると「あまり上手くいかなかったなあ」というところが多々ありそこそこ落ち込んでいたのですが、ポジティブな感想を頂けると素直に嬉しいもので、「少しは自分を誇ってもいいのかな」と思えます。
 まあ人様のアルバムで自分の話ばかりするのもアレなので、まだ歌詞が体に馴染むほどは聴きこめてないですが、今のところはSUMIREが一番好きな曲です。ラップの仕方も曲ごとに結構違いますが個人的にはSUMIREのものが好み。僕は『すみれ』をプレイしてないですが、この曲を好きと言います。彼がけいおん!見てないのにけいおん厨bot好きって言うのもお互い様だと許すことにします(?)。
 アルバム全体を通して、DOCMANJUくんもJabvaraさんも良い仕事してますし、自分以外の3人はバッチリなアルバムだと思うので、ぜひ関係オタク各位は聴いてみてください。

◇セイジ会
 お前ヤボシキイ絡みの話しかしてねえな!!
 4/27(土)に久しぶりにセイジ会参加しました。時間と言うよりはモチベーション的な問題で最近はあまりアニメを見られてなかったですが、セイジ会に参加すると「アニメ見るのむっちょ楽しな」と改めて思えますね。まあそのブーストも数日で切れて普段通りに戻る訳ですが(笑)。
 セイジ会に参加するようになってからは、アニメを見る時に「セイジ会に持っていけるかどうか」という観点も加わってきています。そうなってくると「普通に面白い」ものの価値はどんどん下がってくるわけで、アニメは生活必需品じゃないので「異常に面白い」もの以外は不要ってのはごもっともだけど、そんな感じだと現在進行形で放送されているアニメを追う気力はここ2年くらい下がっていました。
 めっちゃこの後何かのキッカケがあって現行アニメを追う気力を取り戻しそうな流れだけど、別に取り戻してません。じゃあなんでこの話したんだ。まあこうやってブログを書いていることが、アニメの面白いところ探しに寄与すればいいなと思います。端っから「このアニメつまらないんだろうなぁ……」って思って見てたら、面白いものも面白くなくなるんで。以上、終わり。

『ターンエーの癒し』を読んでの雑記 その1

 ここ数年のアニメ視聴から自然と導かれるようにターンAガンダムを見始めたのが5月21日、そこから約3か月の時間をかけ8月13日に第50話「黄金の秋」を見終わりました。とんでもないくらい面白いアニメーションだったんですが、面白い以上に「今の自分に必要だった」物語だという感覚がありました。そして、「もっと知りたいな富野由悠季のこと」と思い、Twitterで富野由悠季botを見ているだけでは仕方がないので、『ターンエーの癒し』を読んでみることにしたのです。

◇Section1 ∀の前

#月の繭
 省略。

#ストーリー起案まで
 『∀』という名が決まる前のアイデアの話なので全体的にとっ散らかった印象はあるが、ひたすらに最近の「ガンダム的なもの」とは違ったものにしたいという意志がありありと見えて面白い。と言いつつも富野自身もガンダム的なものに囚われていることを自覚しているあたりが富野由悠季らしさだなと思った(?)。
 あるライターが「性を操作できる(自由に変えられる)設定」を持ち込んできた時に、「(一人の人間に)オスとメスが同居している怪しさが人間であり、それが面白いんだろう」とブチ切れていたのにはめちゃくちゃ「それな」となった。
 最後に、8話のローラの牛と20話のアニスパワーが富野自身は出来が悪いと感じたのに評判が良かったと言われていて笑ってしまった(僕も好きな回なので)。

#病気のはじまり
 Vガンダム後期頃からの鬱の話なので、まあ辛いです。
 僕はまだVガンダムは未視聴なのですが、
 “なによりも最終回の作品コンセプトが、現実に対するぼくの恨みつらみを込めたものになって、作品として終らせるというものにはなっていなかった。”
 という部分に見る前からビビッてしまう。

#死を考えることは生を考えること
 「葬式は、あとにのこされた者たちの心の平穏のために行われる(意訳)」という部分には「そうだよなあ」と思った。

#ガンダムという呪縛
 (サンライズ)第一スタジオ全体に新作のガンダムを作ることに対する拒否感があったという話に笑った。といっても、「ガンダム20周年記念として赤字を出さないよう作るようなものに、作品としての理念などあったものではないだろう」というような雰囲気での拒否感らしいので、「クリエイターというのはそういう考え方をするものなのか」と妙な関心をした。
 途中、暗にプラモファンを叩いているような箇所があって、ビルドファイターズのことを考えながらニヤニヤしてしまった。
 そんな中、
 “ぼくは、『∀』の志は、オタクになってしまっているような若者たちに一番必要な物語だという確信だけはゆるがなかった”
 “ぼくだってキエルさんのスカートのなかをみたいとおもっているんだもの、というメッセージを伝えたかった。”
 といった文を読んで「聞きたかった言葉を聞けた」ような感情を覚えたのだった。

#体調不全
 体調不良の際に感じる不安から、富野の幼少期、父親の話へとつながっていく。小学校の頃、紙芝居の作画をしてくるという夏休みの課題で、大半を終わらせていたのに出来が気にくわず提出せず、夏休みが明け同級生の作品を見て皆クオリティの低い作品を提出していることに愕然とした、というエピソードからは、凄さというよりも「小さいころから面倒な人間だったんだな」という思いを個人的には強く感じた。
 また、体系的に物事を学んでいないことへのコンプレックスはあるんだろうなというのを言葉の端々から感じる。

#∀は変化球ではない
 ここまで読んできて分かったけど、あまりタイトルと内容が一致してはいない。
 全体的に映画の話をしているが、富野が好きな映画を上げた際に「それらの作品の監督の(全ての)作品が好きということはまったくなく、これらの映画が好きなのだ」と書いているのが、同意できるなと思える部分だった(自分にとってはアニメなのだけれど)。

#正攻法が異端の道
 前章の映画の話から関連して、人々の(「オタクの」というニュアンスか?)思考(嗜好)が硬直化しているから同じようなステレオタイプの作品が氾濫し、変なものが普通となる。それを止めるのが規範や倫理観であり、そういったものがあれば本来思考は拡大するという話。その普通のいびつさに対して、『∀』は正攻法をやりたいという流れである。その正攻法を表現するために、富野は「芸能・祭り」と言ったものを意識していたそう。
 そのニュアンスについて、僕は上手いこと富野の意図するところを掴みとれないけれども、ターンエーガンダムには結構エンタメとしての面白さでサクサク見進められる部分もあったので、芸能という意識が作用しているのかもしれないし、いないのかもしれない。

#精神という巨大で愚昧なもの
 「死を考えることは生を考えること」と重なる儀式の話から政治の話へ。
 鬼畜米英という戦時下のスローガンについて「昭和軍隊の装備は、西洋の文物の集大成であったのだから、米英が鬼畜であるわけがない(のでこのスローガンは空っぽである)」という部分には「そりゃそうだ」と笑った。

#鬱病とは内側にむかう力
 ここもまた鬱の頃の話で辛いのだけれど、サンライズへの復讐の仕方が妙に具体的で笑った。まあそんな復習も身体が元気じゃないと実行に移せないよね、という着地。

続く……
アフィリエイトじゃないよ